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できること。できないこと。

デジタルミュージック 入門編その1

ブログを書きながらネタを考えるw
こんちはBlain-Basterッス。
そういえば久しぶりでした。投稿するの。
特に意味はないのですが起きている時間が人より短いので書かずに寝てしまっていることも多い。
あ、そうそう視覚障害者の方は無料で使えるこんなソフトがあるのでこれを使うとよいかと思います。
読み上げてくれるニュースリーダー「ニュース to Speech」
http://www.geocities.jp/katsuragi_nori/news2speech/
インストール後メインメニューでUキーを押してURL入力で以下のように入力すればRSS登録できます(最初のほうに出てきます)。
「http://blain.exblog.jp/」
(分かりづらいので介助者の人にやってもらうと吉)
以降は新規投稿があるたび知らせてくれますよ。

さて、いまさら聞けないデジタルミュージックについて書いておきます。
目が見えないせいか音楽を良く聞いています。
デジタルミュージックも普及してきたとはいえ詳しくは知らない人が多い。
そこで詳しく説明しながら実際に使ってみましょ。
操作方法は見えてた頃のまま説明しますので今のバージョンでは違っているかも。
そんな時はそっと教えてくださいなw
対象はパソコンは買ったが活用してない人とかiPodに代表される携帯ミュージックプレイヤー使ってみたいが
よくわからんという方。ぜひお試しあれ。

何はともあれ最低限の用語から解説。
少しは知ってないと設定画面で固まることになりかねませんw

-コーデック-
ファイルの形式のこと。.mp3とか.aacとか.wmaとか・・・・・・。
どれが一番いいかって?
大多数の意見は.mp3なのでしょうけど。まあ汎用性抜群だしね。
主な種類は以下のとおり。

・MP3系 mp3(エムピースリー)を代表とし、もっとも普及している形式。一番音がいいのはVBR(後述)。
LAME(レイムと呼ぶ)というエンコーダ(これも後述)が有名。
その他内部プログラムを改良したmp3proと呼ばれるものがあるがあまり普及していない。

・AAC系 iTunesが普及するとともに有名になった形式。iPod使いたい人はこれを使うと吉(一番使いやすい)。
  ファイルのサイズの割に音質が良く、サイズを小さくしても(低ビットレートとか言います)音がつぶれない。
著作権管理機能(米Apple社のFairPlay)を付ける事が可能で音楽配信では主流に躍り出ることになった。
再生するのにパワーを使わない為さまざまな場所(地デジの音声がこれだったり)で使われている。
他にHE-AAC(別名AACplusとも。AACを高音質化。着うたフルで利用。)などがある。

・WMA系 WindowsMediaPlayer(以下WMP)の標準オーディオ形式。MP3有料化に伴ってMicrosoftが独自に開発。
AACと似たような特徴を持っている。何故かWindows以外では殆ど使われてはいない(WMPが原因?)。
AACと同様著作権管理機能(米Microsoft社のDigitalRightsManegment、略してDRM)を付ける事が可能。

・OGG Vorbis等その他 OGG Vorbis(オッグボルビスと読む)はかなりお勧め。私は殆どこれで加工してます。

-周波数、ビット数、チャンネル-
音楽で使う場合は44.1kHzの16ビットサンプリング、2チャンネル(stereo modeと書いてあることも)です。
特に周波数を44.8kHzと間違わないように(それは映像とセットで使うときの音声用周波数)。

-ビットレート Bit Rate-
音質を表す数値です。単位はkbps。コーデックによって違いますが64~320kbpsぐらいの間で指定します。
VBRの場合は指定ビットレート値を入力する。
OGG Vorbisの場合はQ4等といったクオリティレート(Q2~Q10まである。0.2~1.0といった場合もあるので注意)を入力する為この項目は無い。
私お勧めは以下のとおり
MP3 - 225kbps(VBRはオン) AAC - 192kbps(VBRはオン) WMA - 192kbps(VBRはオン、こいつは良く分からんw)
OGG Vorbis - Q4(0.4)orQ5(0.5)

-ビットレートの種類-
CBR(固定ビットレート 一定のビットレートに固定)、VBR(可変ビットレート 上限を指定して高音、低音に合わせてビットレートを変化させる)、
ABR(平均ビットレート 指定した上限と下限の平均値を使用ビットレートとする)の3種類あります。
本来音声とは低音や静かなときはビットレート値は低く、高音やうるさいときはビットレート値が高い。
そのことを利用した方法なのだ。よりファイルサイズは小さく、より音質は良くと努力した結果でもある。
まあ分からない場合はVBRに指定しておけばOKかと。無いときはCBRに。
詳しく理解しようとすると三角関数の世界へダイヴしちゃうのでこれくらいに。

-エンコード Encode-
CD等音源から指定のファイルへ変換(圧縮)する作業のことを言う。要はCDからパソコンへ取り込む作業のことね。
ビットレート・コーデックの変更はエンコード(コンバーター Converterって記載してあることもある)オプションで変更する。
エンコードするプログラムをエンコーダーって言ったりもする。取り込む時に重要な単語。

-デコード Decode-
変換(圧縮)したファイルを元のファイルに戻す作業(解凍)のことを言う。
デコードするプログラムはデコーダーって呼ぶ。取り込んだ音楽を聞くときに重要。
プログラムは正常に動作してるのに聞けないときは大抵デコーダーが悪い。
エンコード⇔(反対語)デコードと覚えておこう。基本的なコンピュータ用語でもある。

-非(不)可逆変換、可逆変換-
一度MP3、AAC、WMAに変換するとCDと同じ音質にすることは出来なくなる。これを非(不)可逆変換(別名:lossy ロッシー)と呼ぶ。
逆に本来のサイズより小さくCDと同じ音質にする変換方法もある。これを可逆変換(別名:lossless ロスレス)と呼ぶ。
つまりCDと同じ音質のまま保管したい場合はMP3とかでは不適当ってことになる。以外に重要なので頭の片隅においておこう。
これについてはどこかで書こうと思ってます。サイズダウンテクニックとかって書いて。

ふ~メチャ疲れた。以上の用語ぐらいは頭に入れておこうな。基本中の基本なので。
続きは次回へ
by Blain-Baster | 2007-09-26 01:06 | 音楽