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できること。できないこと。

おすすめソフトウェアを紹介 - かざぐるマウス編

作者 :Mitsuhal 様
公式サイト :http://www.staticflower.net/
配布ページ :http://www.staticflower.net/software/kazaguru.html
種別 :ユーティリティ / マウス補助
対象OS:Windows 98/Me/2000/XP/Vista

非常に優れたマウス補助のソフトウェア。
最初は、何気なく「Kensington Mouse Utility」の代替ソフトとして導入しました。
スクリーンリーダーでも操作する内容をよく読むソフトだなぁと言う印象。

ある日、マウスジェスチャーを入れた頃から非常に便利に使えることに気付きました。
FirefoxとSafari(両方とも常用しているブラウザ)にマウスジェスチャー機能が付けれるんです。
特にWin版SafariはiBookを使っているためかマウスジェスチャーが非常に欲しかったんです。
最新版はv1.28ではGoogle Chromeでもマウスジェスチャーが使用可能になりました。
これによって私と同じ様な境遇の方でもGoogle Chromeが普通に操作できるようになりました。
(唯一不便と感じるのはブックマークの操作ぐらい。でも、Google検索を使い倒す人には非常にお勧め。)
デスクトップにアイコンが作成され、オプション画面へダイレクトに飛ぶことができるようになって利便性も向上しています。

マウスジェスチャーを使うことでインターフェイスの不備によるアクセシビリティの向上が期待できます。
ソフトウェア自体も安定してますから、「Kensington Mouse Utility」に代表されるインストールすることで不安定になるということもありません。
(このソフトウェアはレジストリを使いません)

また、Office系のソフトをよく使用する方にも良いソフトウェアです。
拡張スクロールでは指定した行・列の分移動したり、上端、下端へ移動する機能を追加できます。
高速スクロール、高速水平スクロールといった変わった機能もあります。

キーボードによるブラウザ操作に不慣れといった方やPC操作自体が不慣れなビギナーの方、ワード・エクセルを使う機会が多い方などにお勧めします。

使用法とオプションの説明

■インストール方法
ダウンロードしたZIPファイルをお好みの場所に解凍。
フォルダ内の実行ファイルをダブルクリックして起動。
以後、通信領域にアイコンが出現します。通信領域内のアイコン上で右クリックでメニューが出せます。
通信領域での正確な動作が出来ないのであれば、初回時にオプションが出ますから、忘れずデスクトップアイコンを作成しておきましょう。
ダブルクリック(起動しているならEnterキー1回、していないならEnterキー2回)でオプションまで飛べるようになりますから便利になります。詳細タブ内にあります。
また、スタートアップ起動はデフォルトでオフになっています。オンにしたいのであれば、詳細タブ内にあるのでオンにしておきましょう。

■アンインストール方法
通信領域内のアイコン上で右クリック。
終了を選択後、フォルダごとすべて削除。
再インストールするつもりであれば、「kazaguru.ini」ファイルを削除前に保存しておく。

■アップデート方法
かざぐるマウス終了後、「kazaguru.ini」ファイルを別の場所に移す。
そのまま、フォルダ内のファイルを上書きし、「kazaguru.ini」をフォルダ内に戻す。
そして起動すれば完了。

後詳しくはヘルプファイルと説明書を読むように・・・笑

以降はv1.28における設定の解説(キーボードのみを使用する設定法)。
マウスが使える方はもっと簡単だと思います。
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タブ内の移動はTabキーで行う。
タブ名「」内に書いた名称を読んだときのみ左右でタブの選択が出来る。

「全般」 プログラム全般の設定
<マウスカーソル回転時の動作>
非アクティブのウィンドウもスクロール対象に加えるかどうか。(UキーorSpaceキーでチェック)
ホイールを回転させると、マウスカーソルのあるウィンドウが前面になる。(FキーorSpaceキーでチェック)
ホイールを回転させると、入力位置まで飛んでくれる機能。長文を書く機会の多い文筆家にはありがたい機能。(OキーorSpaceキーでチェック)

<スクロールバー上での動作>
上下スクロールバーの上でマウスカーソルを回転させると、上下スクロールバーが動き、ページスクロールができる。クリックが出来ない人への補助機能。(Vキーを押した後、上下キーで機能を選択)
左右スクロールバーの上でマウスカーソルを回転させると、左右スクロールバーが動き、水平スクロールができる。クリックが出来ない人への補助機能。(Hキーを押した後、上下キーで機能を選択)

<スクロールの加速>
この機能を使用するかどうかのチェックボックス。チェックを入れた後、感度と加速度を設定する。(RキーorSpaceキーでチェック)
感度 1~20の範囲(Sキーを押した後、上下キーで感度を選択) / 加速度 1~20の範囲(Aキーを押した後、上下キーで機能を選択)

「拡張スクロール」 Shift、Ctrl、Shift+Ctrlキーを押しながらスクロールしたときの設定
<装飾キーを押しているときの動作>
Shift+ホイール回転させたときの動作(Hキーを押した後、上下キーで機能を選択)
Ctrl+ホイール回転させたときの動作(Pキーを押した後、上下キーで機能を選択)
Ctrl+Shift+ホイール回転させたときの動作(Eキーを押した後、上下キーで機能を選択)

<拡張スクロールを有効にするウィンドウ>
すべて(LキーorSpaceキーでチェック)
標準スクロールバーを持つウィンドウ(SキーorSpaceキーでチェック)
標準スクロールバーに隣接しているウィンドウ(CキーorSpaceキーでチェック)
ブラウザ(BキーorSpaceキーでチェック)
テキストエディタ(TキーorSpaceキーでチェック)

「マウスジェスチャー」 マウスジェスチャーに関する設定
<コマンドの設定>
特定の動作(これをコマンドと呼ぶ)をしたときの動作を設定。(Aキーを押した後、上下キーで決定)
ジェスチャーとは右クリックを押しながら行う行動。”ジェスチャー+「→」”だと右ボタンを押しながら「→」に動かすと発動。
<コマンド>
上記で示したコマンドをしたとき行う行動。コンボボックス内から選択。(Cキーを押した後、上下キーで決定)

<有効にするブラウザ>
Internet Explorer(Trident)系 (IキーorSpaceキーでチェック) 6のボタン(Spaceキーで開く)でさらに詳細に設定可能
Mozilla(Gacko)系 (MキーorSpaceキーでチェック)
Opera (OキーorSpaceキーでチェック)
Safari (SキーorSpaceキーでチェック)
Google Chrome (GキーorSpaceキーでチェック)
エクスプローラー (EキーorSpaceキーでチェック) 6のボタン(Spaceキーで開く)でさらに詳細な設定が可能
ウィンドウ (WキーorSpaceキーでチェック) 6のボタン(Spaceキーで開く)でさらに詳細な設定が可能

<詳細設定> (申し訳ありませんがヘルプファイルをご参照ください。触ったことがないため詳しくわかりません。)
・軌跡を表示(KキーorSpaceキーでチェック)
幅を指定(Dキーを押した後上下で数値を指定) / 有効色の指定 / 無効色の指定
・ジェスチャー中の左クリックで入力コマンドを連続実行(LキーorSpaceキーでチェック)
・認識距離(Rキーを押した後上下で数値を指定)
・入力開始タイムアウト(Tキーを押した後上下で数値を指定)
・長押し(Pキーを押した後上下で数値を指定)
・バルーン表示遅延(Bキーを押した後上下で数値を指定)

「シェル操作」 タスクバーとエクスプローラーの拡張設定、主に補助機能の設定が中心。
<タスクバー拡張機能>
・スタートボタン上のホイール回転ですべて最小化、元に戻す クリックが出来ない人への補助機能(MキーorSpaceキーでチェック)
・タスクボタン上のホイール回転で最小化、元に戻す クリックが出来ない人への補助機能(TキーorSpaceキーでチェック)
2つのうちどちらか選ぶ
下へ回転ー最小化、上へ回転ー元に戻す(DキーorSpaceキーでチェック)
下へ回転ー元に戻す、上へ回転ー最小化(RキーorSpaceキーでチェック)
・タスクトレイ上のホイール回転で音量調節(VキーorSpaceキーでチェック)
上記の選択をすると設定可能 
バルーン表示(BキーorSpaceキーでチェック)、ステップ数(Sキーを押して数値を設定。100が最大)、
通知音(NキーorSpaceキーでチェック)、通知音を好きなサウンドに変更(デフォルトではビープ音)、1回目は絶対パスでサウンドファイルを指定、2回目のボタンが参照。
指定ファイルは.wavファイルでないといけない。
・タスクバーのボタンをShift+ドラッグで並び替える(KキーorSpaceキーでチェック)
上記の選択をすると設定可能
タスクボタン(UキーorSpaceキーでチェック)、トレイアイコン(IキーorSpaceキーでチェック)

<エクスプローラー拡張機能>
・ホイール回転でファイルの表示方法を切り替える(LキーorSpaceキーでチェック) さらに詳細設定が可能(Spaceキーで開く)
・アイコン上での左ボタン長押しをダブルクリックとみなす(HキーorSpaceキーでチェック)

「ウィンドウ」 操作の補助が主体。
<ウィンドウ操作の補助>
・タイトルバーをShift+クリックでウィンドウを常に最前面化(TキーorSpaceキーでチェック)
上記の選択をすると設定可能
通知音(NキーorSpaceキーでチェック)、強調表示(HキーorSpaceキーでチェック)、強調色の選択のボタン(強調表示を選ぶと選択可、Spaceキーで開き、色を指定)
・タイトルバーをCtrl+クリックで実行ファイルのフォルダを開く(OキーorSpaceキーでチェック)
上記の選択をすると設定可能
フォルダを開くプログラムを指定する(SキーorSpaceキーでチェック)、パス(前のチェックを入れると設定可、Pキーを押した後、絶対パスでプログラムを指定)、参照のボタン
・無効状態でもタイトルバーをドラッグして移動できるようにする(MキーorSpaceキーでチェック)

<コントロール補助>
・タブコントロールをホイール回転で切り替える クリックが出来ない人への補助機能(BキーorSpaceキーでチェック)
上記の選択をすると設定可能
シート内での右ボタン+ホイール回転でも切り替える(IキーorSpaceキーでチェック)
・ドロップダウンリストのホイールによる選択を無効にする(DキーorSpaceキーでチェック)

「詳細」 かざぐるマウス自体の設定
<自動起動とショートカットの設定>
・スタートアップにショートカットを作成する[自動起動](SキーorSpaceキーでチェック)
・デスクトップにショートカットを作成する(CキーorSpaceキーでチェック)

<アプリケーション(かざぐるマウス)の動作>
・タスクトレイにアイコンを表示(TキーorSpaceキーでチェック)
上記の選択をすると設定可能
アイコンをシングルクリック(Lキーを押した後、上下キーで機能を選択)、アイコンをダブルクリック(Lキーを押した後、上下キーで機能を選択)、アイコンを右クリック(Rキーを押した後、上下キーで機能を選択)
・本体を二重起動(Mキーを押した後、上下キーで機能を選択)
・ダイアログの位置を記憶する(PキーorSpaceキーでチェック)
・アクティブなオプションページを記憶する(AキーorSpaceキーでチェック)

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by Blain-Baster | 2008-10-02 17:25 | PC