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できること。できないこと。

おすすめソフトウェアを紹介 - foobar2000編2

前回からの続きです。

3.操作環境を整えてみる

さすがに再生停止など基本操作がが使いづらい。
ここで役立つのがそう、「キーボードショートカットの設定」です。

さてさてやり方は・・・。まずはaltキーを押すとFileと言いますね?
そのまま下キーを数回押していくとPreferencesという場所があります。ここが全体設定のところです。
Ctrl+Pでいつでも出すことが可能なので覚えておくと便利です。
「追加ファイルのソート」という場所が最初に言われます。ここが基本設定の場所なんですが、言われたら右キーを押してください。
そして、下キーを押すと「割り当てられたショートカット」と言います。ここでキーボードショートカットが設定できます。

ここからが難関。なぜならこの部分だけはTabキーやaltキーやctrlキーが全く使えないためです。
しかし、各ボタンなどの機能は言ってくれますから、不用意に右クリックや左クリックはせず、焦らず操作していきましょう。
もしできない場合は晴眼者の人を頼ってください。
では行きます。ここから先マウスを使用する少し難しい作業ですが、できないことはないんです。スクリーンリーダーを使い音声のみで行う方法をお教えします(苦労した結果です・・・笑)。

では、再生と一時停止を「Space+alt」キーを押すことでできるようにしたいと思います。
(Spaceでもいいような気がしますが、曲を聴きながら文章の漢字変換をしようとするときSpaceキーが使えなくなってしまうためです。)
「割り当てられたグルーピング」と言う場所の近くをマウスで少し回っている(ゆっくりですよ、範囲自体はせまいですから)と「新規追加のボタン」という場所がわかります。
ここでクリック。そして、マウスで下へ移動していきます。
「アクションのグルーピング(一回目)」と言われたあと少し下に移動していき、mainやEditと言われた場所で左クリックすると「アクションのツリービュー」と言います。
そこからは下キーを押し、Playbackというところまで移動。Playbackと言ったら右を押し、さらに下キーを押していきます。「Play or Pause(再生または一時停止)」と言ったらストップ。
今度はマウスを下へ移動させてアクションのグルーピング(2回目)と言います。
(ゆっくり操作していきましょう、途中何か言われるかと思いますが気にせず下へ行きます)
さらに下へ少し移動するとキーのグルーピングといわれる場所があります。その近くを調べていくとキーのテキストといわれる場所があります。ここで左クリック。
クリックした後したい操作をここに登録(したい操作を1回だけキーボードで行う)する。したい操作は「Space+alt」キーなので「Space+alt」を押してください。
あとはTabキーを数回押して「すべて保存」でEnterキーを一回押し、またTabキーを数回押して閉じるでEnterをおせば完了です。
これで「Play or Pause(再生または一時停止)」のキーボードショートカットは「Space+alt」キーを押すことでできるようになりました。

2つ目の設定方法も1つ目とほとんど変わりません。変わるのはアクションのツリービューで止まる位置と、ショートカットキーの設定の2点だけです。
その他「Stop(停止)」「Stop After Current(この曲が終わったら停止)」「Previous(前の曲)」「Next(次の曲)」「Delete Current Song(この曲を削除)」「Seek Ahead By ~(~進める)」「Seek Back By ~(~戻る)」
と、設定できる項目はたくさんあります。プレイヤーの操作系統はすべてPlayback内のツリービューにあります。
キーのテキストと呼ばれる場所の近くに「グローバルホットキーのチェックボックス」と呼ばれる場所があります。
ここにはチェックを入れないように。入れてしまうとプレイヤーを終了した後もショートカットキーが働きつづけてSpaceキーが使えなくなってしまいます。
気をつけましょう。

4.音楽CDを聞いたり、プレイリストに追加したり、MP3に変換してみる

さて一気に実用編へ飛びます(オイオイ 音楽CDを聞いたり、プレイリストに追加したり、MP3など音楽ファイルに変換してみます。要はCDで遊んでみようと・・・笑
とりあえず、何か音楽CDを用意してください。マキシシングルのような曲数が少ないCDが良いと思います。時間の短縮になりますし。アルバムでも問題ありませんから安心してください。
準備できました?じゃあ始めますね。3と比べたら恐ろしく簡単なのでご安心を(・・・あれは辛いよね、さすがに。)

PCの光学ドライブのトレイを開けてCDをセットしてください。正しく読み込めたら「どのようなことをしますか?」のようなウィンドウが出現します(出ない場合もあります。その時は読み飛ばしてください。)。
今回はこの中にないので、上下のキーで「何もしない」に合わせてEnterキーを押してください。ウィンドウが消えたらfoobar2000へ戻ります。
foobar2000に戻ったら、altキーを1回押してFileに合わせ、下キーを押す。2つ目に「Open Audio CD」というのがあります。これを選択してください。
その名の通り音楽CDに関することを行う項目です。「ドライブの選択」のコンボボックスと「ドライブの設定」、「取り込み」「再生」「プレイリストに追加」というボタンが4つ出てきます。1つづつ説明していきますね。
まず、1つ目。ドライブの選択です。光学ドライブが1つしかない場合は読み飛ばしてください。設定の必要はありません。(そもそも選択の必要がありませんよね・・・笑) 複数使っている場合は確認しましょう。
ドライブはCDを入れた光学ドライブのことで、通常はDと最初に付くDドライブであることが多いです(メーカー製ノートの場合Eドライブであることもあるので注意)。
確認の仕方はマイコンピュータを開き、Audio CDと呼ばれるドライブを探します。その末尾に言われたアルファベットがドライブレターと呼ぶもので、ここで頭に付くアルファベットのことを指します。
その中から上下のキーを使って、CDを入れたドライブを選択しましょう。
選択はTabキーを使い、取り込みのキーになったら左右のキーも使えます。

2つ目。ドライブの設定です。このボタンで「オフセット」(この用語の意味がわからないのであれば読み飛ばしてください)の設定ができます。
オフセットを設定し、OKを選択するだけです。
選択するにはTabキーを使い、「オフセットの設定」は半角で数字を入力し、「ドライブの速度を制限」はチェックボックス、「セキュリティ」はコンボボックスです。

3つ目。取り込みは飛ばして再生を説明します。ただの音楽CD再生です。
選択すると、新しいプレイリストが自動的に出来(プレイリスト名であるタブの名前は「Audio CD」)、再生が始まります。
CDを取り出してもそのプレイリストは残ったままなので、必要ないのであれば消してしまいましょう。
プレイリストの消し方はaltキーを2回押し、プレイリストのタブに合わせてアプリケーションボタンを押す。1つ目「Rename Playlist」がリネームに使った項目で、その下の2つ目「Remove Playlist」がプレイリストを消す項目です。
1回でも押すとプレイリストが消えてしまいますから、通常時でも気をつけうようにしましょう。

4つ目、プレイリストに追加は今使っているプレイリストに「CDのトラックをすべて追加して、聞いてしまおう」という項目です。
選択すると、プレイリストの最後尾に追加されます。また、ウィンドウは自動で消えませんから、alt+F4キーを押して手動で消してくださいね。
もちろん、CDをドライブから出してしまったら聞くことはできません。トラックはプレイリストに残りますから、手動で消してください。

5つ目。たぶん一番よく使います。取り込みのボタンです。取り込みとはCDのトラックをPCにコピーしてオーディオファイルとなるよう取り込むことです。普通PCへ取り込むことをリッピング、取り込んだ無圧縮のデータを圧縮(MP3などに変えること。コンバートとも呼ぶ。)することをエンコードと呼ばれます。
こちらで詳しく解説しています。参考にしてください。
デジタルミュージック 入門編その1

今回はCD全体をリッピングし、さらにエンコードをするする方法を解説します。
また今回と次回の5、その次の6で容量を1GBほど使用します(練習用です。終わったら消していただいてかまいません。)。リッピングに入る前に倍の容量の2GBほど開けておいてください。

まず、取り込みに使用するプログラムをダウンロードしに行きましょう。MP3の音質で定評がある「LAME(レイム)」を使用します。
LAMEは<http://www.rarewares.org/mp3-lame-bundle.php>にあります。ダウンロードしておきましょう。
最新のバージョン(LAMEではこのようなバージョンを安定版と呼んでいます。ベータバージョンはbの文字がつくことからすぐにわかります)は<LAME 3.98.2>のようです。
ダウンロードが終わったらマイドキュメントに解凍しておきましょう。また、このファイルは消さないように注意しましょう。取り込むときにこれからずっと使うためです。

さあ始めます。
取り込むのボタンを押すとオーディオCDの取り込みというウィンドウが現れます。CDの内容はまだ記述されてませんね(トラック名やアーティスト名を何も言わないはずです)。
そのままでは記述しないと何のファイルか分らなくなりますから、トラック名、アーティスト名を記述します。しかし、すべてを書き入れるのは至難の技で、大変なことです。
ですから、自動記述する方法をお教えします。インターネットに接続しているか確認してください。オフライン(インターネットに接続していない)のであれば、この方法は使えません。
まず、Tabキーを数回押して、検索のボタンまで移動、Enterキーを押します。
freedbという、音楽CDのデータベースサイトから自動で検索、条件に合うアルバムを探し出します。少し経つと検索結果が出ます。
1つしかないのならいいのですが、たまに2つとか3つとか出たりします。その中から合うものを上下キーで選び、正しいアルバムのところで止めてTabキーを押します。
アーティスト名(「Various Artist」は1枚のアルバム内に複数アーティストがいる場合のこと。異常ではありません。)、Various atistsのチェックボックス、アルバム名、出版年(発売した年)、ジャンルを確認(わからなければ空白で構いません)。
合っていれば、Tabキーを2回押して「Wipe out existing tags.(既存のタグを抹消して上書き)」のチェックボックスがあります。
今回は初めてなのでチェックがついていませんが、2回目以降はチェックがつきます。上書きしたくないのなら、チェックを外しましょう。そしてTabキーを1回押すと、Update fileと言います。
良ければ、Enterキーを押して確定。あとは自動で記述するのを待つだけです。
確定すると取り込み方法の選択のラジオボタンになります。「個別のトラックに分ける」ですのでTのキーを押し、Tabを押して次へ進みます。
ここまでやって初めて取り込みのボタンが現れましたね・・・笑 Enterキーを押してここまでの内容を確定させます。

今度はコンバーターのセットアップが現れます。Tabを数回押してエンコードのプリセットを選択します。今回は「MP3 (LAME),190kbps,V2,fast」を使用しますから、上下のキーで合わせて目的のプリセットに合わせます。
合わせたらTabキーを何回か押してOKまでもっていきます。
この時初回時のみ、LAMEのプログラムがある場所を聞かれます。さっき解凍した場所(マイドキュメントでしたね)までカーソルを持って行き、正しいLAMEのプログラム(LAME.EXE)を指定してあげます。

その後ファイルの出力先を聞かれますから、好きな場所に「新規フォルダを作成」し、そのフォルダを指定します。
そして、OKまで移動し、Enterキーを押すと今までの取り込み作業を全確定します。あとは少し待てば(PCにより時間が異なります。)MP3ファイルの完成です。
終わったらコンバーターのアウトプットのウィンドウが現れますから、alt+F4で消してあげれば取り込み成功です。
お疲れ様でした。

このファイルの作成の仕方の応用はまたお話しましょう。とりあえずこのやり方自体に慣れてください。
この作成の仕方に準じた方法なのでわかりやすいと思います。
by Blain-Baster | 2008-09-27 23:35 | PC